副業で月5万円。
フリーランスとして、まず月5万円。
この金額を聞くと、どう感じるでしょうか。
人によっては、
「それくらいならいけそう」
と思うかもしれません。
逆に、
「いや、自分にそんな売上を作れる気がしない」
と思う人もいると思います。
僕は、後者の感覚もすごく自然だと思っています。
まだ商品がない。
実績も少ない。
誰に売ればいいか分からない。
お金をもらうのも怖い。
その状態で月5万円と言われると、急に大きな壁に見えます。
なんなら「月5万円」という文字だけが、こっちを見てくる感じがします。
圧が強い。笑
でも、月5万円は才能だけで決まるものではありません。
単価と人数に分けられます。
月5万円は、夢ではなく設計に落とせる。
まずは「いくらの商品を、何人に届けるか」で考える。
今日は、この話を書いてみます。
「稼げるか不安」は、ぼんやりしているから大きくなる
副業初期の不安は、かなりぼんやりしています。
自分にできるのかな。
お客さんは見つかるのかな。
お金を払ってもらえるのかな。
こういう不安は、頭の中に置いておくほど大きくなります。
形がないから、どこから手をつければいいか分からない。
こういうときは、気合いでどうにかしようとするより、分解した方がいいです。
月5万円という言葉を、そのまま眺めない。
数字に分ける。
たとえば、こうです。
5,000円 × 10人 = 50,000円
10,000円 × 5人 = 50,000円
25,000円 × 2人 = 50,000円
50,000円 × 1人 = 50,000円
同じ月5万円でも、必要な動きはまったく違います。
5,000円の商品を10人に届けるのか。
10,000円の商品を5人に届けるのか。
25,000円の商品を2人に届けるのか。
これを分けるだけで、ぼんやりした不安が少し具体的になります。
単価が低いほど楽、とは限らない
最初は、価格を低くした方が売れやすいと思いがちです。
もちろん、低価格の方が相手にとって試しやすいことはあります。
自分も提案しやすい。
ただ、単価が低いほど楽かというと、そうとも限りません。
5,000円で月5万円を作るなら、10人に届ける必要があります。
10人に声をかけて、10人全員が申し込んでくれるわけではありません。
仮に成約率が半分なら、20人に声をかける必要があります。
そして、提供時間もあります。
1人あたり60分の相談だとしても、事前やり取り、準備、振り返り、メモ作成があります。
副業で本業もある人なら、なおさらです。
安くすれば安心、ではあるけれど、人数が増えると別の大変さが出てくる。
ここは見落としがちです。
価格は気持ちだけで決めるものではなく、必要人数と提供時間もセットで考える。
逆に、50,000円の商品を1人に届ける場合は、人数は少なくて済みます。
でも、その分、相手の期待も大きくなります。
内容の設計も必要です。
信頼関係や実績も求められやすい。
どちらが正解という話ではありません。
自分の今の状態に合う組み合わせを選ぶことが大事です。
最初は10,000円×5人が考えやすい
個人的には、副業やフリーランス初期なら、まずは10,000円×5人を一つの目安にしてもいいと思っています。
もちろん、全員に当てはまるわけではありません。
でも、考え方としては使いやすいです。
10,000円なら、無料ではありません。
相手もちゃんと考えて申し込む金額です。
でも、いきなり高額すぎるわけでもない。
自分としても、
「60分相談+整理メモ」
「90分壁打ち+次の行動整理」
「サービス説明のたたき台作成」
のように、小さな商品として設計しやすい。
たとえば、カタチ舎の仕事でいうと、
相手の話を聞いて、サービス内容を整理する。
誰に何を届けるのかを言葉にして、資料や発信に使える見出しのたたき台を作る。
こういう支援を小さく切り出すなら、10,000円前後のモニターは現実的なラインになりやすいと思います。
もちろん、内容によっては5,000円でもいいし、30,000円でもいい。
大事なのは、なんとなく不安だから安くするのではなく、
「この内容なら、この価格で、何人に届ければ月5万円になる」
と見えるようにすることです。
人数を決めると、声かけ数も見えてくる
単価と人数を決めると、次に見えるのは声かけ数です。
たとえば、10,000円の商品を5人に届けたいとします。
5人に買ってもらうには、何人に声をかける必要があるでしょうか。
もちろん、正確にはやってみないと分かりません。
でも、仮で置くことはできます。
10人に声をかけて、5人が話を聞いてくれる
5人のうち、2人が申し込んでくれる
このくらいだとしたら、5人に申し込んでもらうには、ざっくり25人くらいに声をかける必要があるかもしれません。
こう書くと、
「25人も無理です」
と思うかもしれません。
分かります。
でも、これも一気にやらなくていいです。
1ヶ月で25人ではなく、3ヶ月で25人でもいい。
最初の1週間は3人でいい。
まずは1人でもいい。
数字にすると、怖さも出ます。
でも同時に、次の行動も見えます。
「とにかく稼げるようになりたい」
だと動けません。
でも、
「今週、3人に話を聞くメッセージを送る」
なら動けます。
月5万円の設計シート
頭の中だけで考えると、だいたい不安が勝ちます。
なので、書き出すのがおすすめです。
1. 今考えている商品案
2. 価格
3. 1人あたりの提供内容
4. 1人あたりの提供時間
事前やり取り:
当日:
成果物作成:
フォロー:
合計:
5. 月5万円に必要な人数
6. その人数に届けるための声かけ人数
7. 最初に声をかける3人
8. 1週間以内にやること
このシートを埋めるだけで、かなり現実が見えます。
たとえば、
商品案:
副業初期の商品案整理セッション
価格:
10,000円
提供内容:
60分ヒアリング、商品案3つ、次の行動3つ、整理メモ
必要人数:
5人
ここまで書けたら、もう「月5万円」というぼんやりした壁ではありません。
具体的な設計になります。
あとは、やってみて直すだけです。
もちろん、最初の通りには進まないと思います。
価格が合わないかもしれない。
内容が多すぎるかもしれない。
声かけ文が伝わらないかもしれない。
でも、それでいいです。
最初の設計は、完成版ではなく仮置きです。
才能がないから無理、で終わらせない
月5万円と聞いて、
「自分には才能がないから無理」
と思ってしまう人もいるかもしれません。
でも、いきなり才能の話にしなくていいと思っています。
もちろん、得意不得意はあります。
営業が得意な人もいれば、発信が得意な人もいる。
話すのが得意な人もいれば、資料にまとめるのが得意な人もいる。
でも、最初の月5万円は、才能だけで決まるというより、設計と検証の積み重ねです。
誰のどんな困りごとを助けるのか。
どんな形で提供するのか。
いくらで出すのか。
何人に届けるのか。
誰に声をかけるのか。
やってみて、どこを直すのか。
この順番で見ていく。
不安を才能の問題にする前に、数字と行動に分解してみる。
それだけで、次の一歩は見えやすくなります。
最後まで読んでくださって、本当にありがとうございます。
月5万円は、遠い夢のように見えるかもしれません。
でも、単価と人数に分けると、少し現実になります。
現実になると、次にやることが見えます。
まずは、自分の商品案を一つ仮置きして、価格と人数に分けてみてください。
そこから、最初に声をかける3人を書き出す。
小さくて大丈夫です。
設計して、試して、直していけばいいんです。
一人では商品案や価格の整理が難しいと感じたら、X(@murayan_katachi)のDMから気軽に声をかけてください。
頭の中にある「できそうだけど不安」を、数字と言葉に分解していきましょう。
Author
村上龍平
カタチ舎代表。言葉、生成AI活用、資料・Web制作を行き来しながら、事業の考えを届く形へ整理しています。