副業・フリーランスの思考整理 / 2026-05-08

副業会社員が月5万円を目指すなら、売上より先に時間を計算した方がいい

副業で月5万円を目指す。 この目標、すごくいいと思っています。 いきなり独立するとか、月100万円を目指すとかではなく、まずは本業を続けながら、自分の力で小さく売上を作ってみる。 現実的で、でもちゃんと人生の選択肢が増える金額です。 た...

副業会社員が月5万円を目指すなら、売上より先に時間を計算する

副業で月5万円を目指す。

この目標、すごくいいと思っています。

いきなり独立するとか、月100万円を目指すとかではなく、まずは本業を続けながら、自分の力で小さく売上を作ってみる。

現実的で、でもちゃんと人生の選択肢が増える金額です。

ただ、月5万円を考えるときに、最初から「何を売るか」「いくらで売るか」だけを考えると、けっこう危ないです。

なぜなら、副業会社員には絶対に無視できないものがあるからです。

それが、時間です。

平日夜。

土日。

家族との時間。

休む時間。

本業で疲れ切っている日。

急に残業が入る日。

そういう生活の中に入らない商品設計は、どれだけ売上計画としてきれいでも続きません。

売上計画は、生活に入る形で作る。

今日は、この話を書いてみます。


月5万円は、売上だけ見ると簡単そうに見える

月5万円の売上計算の裏に見えない時間がある
月5万円の売上計算の裏に見えない時間がある

月5万円を数字だけで見ると、けっこうシンプルです。

たとえば、

5,000円 × 10人 = 50,000円
10,000円 × 5人 = 50,000円
25,000円 × 2人 = 50,000円
50,000円 × 1人 = 50,000円

こうやって分解すると、

「あれ、意外といけそうでは?」

と思えます。

数字の分解は大事です。

ぼんやり「月5万円ほしい」と考えるより、単価と人数に分けた方が行動しやすくなります。

ただ、ここで終わると少し足りません。

大事なのは、その売上を作るために何時間かかるかです。

たとえば10,000円の商品を5人に売るとします。

でも、1人あたり、

事前のやり取りに30分。

ヒアリングに60分。

資料作成に2時間。

納品後の修正に1時間。

合計4時間半かかるとしたら、5人で22.5時間です。

さらに募集文、声かけ、日程調整、振り返りもあります。

気づいたら月30時間くらいになる。

できなくはないです。

でも、本業が忙しい月だとけっこう重い。


副業で見落としやすいのは、提供時間より周辺時間

60分相談の周辺に準備や日程調整などの時間がある
60分相談の周辺に準備や日程調整などの時間がある

副業の商品を考えるとき、多くの人は提供時間だけを見ます。

60分相談。

90分壁打ち。

資料1枚作成。

記事1本作成。

もちろん、それも必要です。

でも実際には、提供時間の外側にたくさん時間があります。

・募集文を考える
・問い合わせに返事をする
・日程を調整する
・事前に相手の情報を見る
・当日の準備をする
・実施後にメモを整える
・納品物を作る
・感想をもらう
・次回に向けて改善する

このあたりを入れずに計画すると、あとで苦しくなります。

「60分相談だから、1日2件くらいいけるでしょ」

と思っていたら、事前準備と振り返りで夜が消える。

そしてだんだん、

「副業、しんどいな」

となってしまう。

これは能力がないからではありません。

商品が生活に入る形になっていないだけです。


先に「使える時間」を出してみる

平日夜と土日に使える時間を予定表へ書き出す
平日夜と土日に使える時間を予定表へ書き出す

だから僕は、月5万円を目指すなら、先に使える時間を出した方がいいと思っています。

たとえば、こんな感じです。

平日夜:週2日 × 1.5時間 = 3時間
土曜午前:3時間
日曜夜:2時間

合計:週8時間
月換算:約32時間

ここで大事なのは、気合いで盛らないことです。

「毎日2時間できます!」

と書きたくなる気持ちは分かります。

でも、本業も生活もあります。

副業は、短距離走ではなく継続戦です。

最初から全部の夜を副業で埋めると、かなりの確率で燃え尽きます。

なので、まずは少なめに見積もる。

週5時間でもいいです。

週8時間でも十分です。

逆に、その時間の中で回らない商品は、最初の商品としては重すぎるかもしれません。

副業の商品は、やりたい内容からだけでなく、使える時間から逆算して作る。

これを入れるだけで、かなり現実味が変わります。


商品は「単価」ではなく「時間単価」で見る

商品の価格と必要時間を比べて時間単価を考える
商品の価格と必要時間を比べて時間単価を考える

月5万円を目指すとき、単価を上げる話はよく出ます。

安売りしない。

価値を上げる。

高単価商品を作る。

どれも大事です。

ただ、最初から高単価を狙いすぎると、今度は提案するのが怖くなります。

「まだ実績がないのに、この価格でいいのかな」

「断られたらどうしよう」

そうやって止まることもあります。

だから最初は、単価だけでなく時間単価で見てみるのがおすすめです。

たとえば、

10,000円の商品
かかる時間:5時間
時間単価:2,000円

これだと、かなり作業量が多いかもしれません。

価格を上げるというより、内容を絞る

全部やってあげるのではなく、最初の整理だけにする。

1ヶ月伴走ではなく、まずは単発90分にする。

こうやって、時間に対して無理のない形にしていく。

副業会社員の最初の商品は、豪華にしすぎない方がいいと思っています。

頑張り屋さんほど、盛ります。

「せっかくなら、ここまでやってあげたい」と思う。

その気持ちはめちゃくちゃ分かります。

でも、盛りすぎた商品は続きません。


平日夜と土日だけで回る商品にする

副業の商品案を平日夜と土日の予定に入れる
副業の商品案を平日夜と土日の予定に入れる

副業会社員にとって大事なのは、平日夜と土日だけで回る設計です。

たとえば、最初の商品はこんな形でもいいと思います。

商品名:
副業の商品案整理セッション

内容:
90分のヒアリングで、得意なこと・助けられる相手・最初の商品案を整理する

成果物:
整理メモ、商品案3つ、次にやること3つ

価格:
15,000円

提供時間:
当日90分+メモ整理60分+事前確認30分
合計3時間

これなら、土曜午前に1件実施して、日曜夜に整理メモを整える、という形が作れます。

月4件できれば60,000円です。

もちろん、最初から毎週申し込みが入るとは限りません。

でも、時間の面では現実的です。

逆に、

「毎回10ページの資料を作ります」

「1ヶ月間チャット相談し放題です」

みたいにすると、急に重くなります。

本業のあとにそれをやるのは、かなり大変です。

最初は小さくていい。

最初の商品は、生活を壊さずに検証できるサイズにする。

これくらいの感覚で十分です。


月5万円計画は、生活の予定表に入れてみる

月5万円計画を生活の予定表に入れて無理なく確認する
月5万円計画を生活の予定表に入れて無理なく確認する

最後に、売上計画を作ったら、必ずカレンダーに入れてみてください。

頭の中で考えると、できそうに見えます。

でも、予定表に入れると急に現実が見えます。

火曜 21:00-22:00 募集文作成
木曜 21:00-22:00 声かけ・返信
土曜 10:00-11:30 モニター実施
日曜 20:00-21:00 メモ整理

こうやって入れてみる。

入らないなら、商品が重いか、件数が多いか、時期が悪いかもしれません。

それはダメという意味ではなく、直せばいいということです。

件数を減らす。

納品物を軽くする。

提供範囲を絞る。

もし今、副業で月5万円を目指しているなら、まずは売上より先に時間を書き出してみてください。

月に何時間なら、無理なく使えそうか。

その時間の中で、何人に、どんな形で届けられそうか。

どこまでなら続けられそうか。

そこから商品を作る。

それでいいと思います。

月5万円は、生活を犠牲にして無理やり作る数字ではありません。

自分の働き方を少しずつ選べるようになるための、最初の実感です。

焦らなくて大丈夫です。

まずは、あなたの生活に入るサイズで設計してみてください。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

この記事が、副業の売上計画を「気合い」ではなく「続けられる形」で考えるきっかけになれば嬉しいです。

一人で商品設計や時間の整理が難しいと感じたら、X(@murayan_katachi)のDMから気軽に声をかけてください。

頭の中にあるものを一緒に整理して、生活に入る商品設計までカタチにしていきましょう。


Author

村上龍平

カタチ舎代表。言葉、生成AI活用、資料・Web制作を行き来しながら、事業の考えを届く形へ整理しています。

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