生成AI・ツール活用 / 2026-04-28

AIを使いたいのに、何に使えばいいかわからない人へ

「AIを使ったほうがいいのは、なんとなくわかる」 「でも、何に使えばいいのかわからない」 「ChatGPTとかClaudeとか、触ってはみたけど、結局続かなかった」 こういう話、けっこう聞きます。 生成AIの情報は、毎日のように流れてき...

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「AIを使ったほうがいいのは、なんとなくわかる」

「でも、何に使えばいいのかわからない」

「ChatGPTとかClaudeとか、触ってはみたけど、結局続かなかった」

こういう話、けっこう聞きます。

生成AIの情報は、毎日のように流れてきます。

新しいモデルが出た。

このツールがすごい。

このプロンプトを使えば仕事が効率化する。

そういう情報を見るたびに、「自分も使わなきゃ」と思う。

でも、いざ画面を開くと止まるんです。

何を入力すればいいのか。

どんなふうに頼めばいいのか。

そもそも、自分の仕事のどこに使えばいいのか。

そこがわからない。

これ、AIが苦手というより、AIに渡す前の頭の中がまだ散らかっているだけなんじゃないかなと思っています。

そして、ここで意外なことがあります。

AIやパソコンが苦手な人ほど、実はAIを使ってみたほうがいい。

今日はこの話をしてみます。


AIは、得意な人だけのものじゃない

AIは得意な人だけのものじゃない
AIは得意な人だけのものじゃない

AI活用というと、なんとなく「ITに強い人が使うもの」というイメージがあるかもしれません。

パソコンに詳しい人。

タイピングが速い人。

プロンプトをきれいに書ける人。

いろんなツールを使い分けられる人。

もちろん、そういう人はAIを使いやすいと思います。

でも僕は、むしろ逆の人にもかなり向いていると思っています。

パソコンがあまり得意じゃない人。

キーボード入力に時間がかかる人。

スマホのフリック入力もしんどい人。

文章にしてくださいと言われると止まるけど、「喋ってください」と言われたらいくらでも喋れる人。

こういう人ほど、AIと音声入力の相性がいいです。

なぜなら、マイクボタンを押して喋ればいいからです。

それだけです。

めちゃくちゃシンプル。

パソコンの前で「えーっと、まず見出しは……」とか考えなくていい。

スマホで一文字ずつポチポチ打たなくていい。

頭の中にあることを、そのまま喋る。

それをAIに整理してもらう。

これだけで、かなり使えます。

「いやいや、そんな雑でいいの?」

と思うかもしれません。

いいんです。

最近のAI、本当に賢いです。

ここ1年くらいで、僕の中でも認識がかなり変わりました。

以前は、誤字脱字や言い回しを気にしないと、AIがうまく読み取ってくれない感覚がありました。

でも今は、話している内容の文脈からかなり正しく読み取ってくれます。

話し言葉でもいい。

順番が前後してもいい。

途中で迷ってもいい。

「あれ、何話そうとしてたっけ」みたいになってもいい。

ちゃんとAIが拾ってくれます。

人間だったら「で、結局何が言いたいんですか?」と言われそうな話でも、AIは怒らずに整理してくれます。

ありがたすぎる。お疲れ様ですw


まずは「何に使えそうか」をAIに聞いていい

何に使えそうかをAIに聞く
何に使えそうかをAIに聞く

AIを使いたいけど、何に使えばいいかわからない。

そういうときは、最初から使い方を知っている必要はありません。

AIに聞けばいいです。

たとえば、新しいサービスを作りたいとします。

その場合、最初の一言はこれくらいで十分です。

新しいサービスを作るのにAIを使いたいです。
どういう使い方ができそうですか?

これだけでも、AIはいろんな使い方を提案してくれます。

サービスアイデアの整理。

ターゲットの明確化。

競合との違いの整理。

サービス名の案出し。

価格設計。

LPやチラシの構成。

投稿ネタ。

営業トーク。

こういう形で、「AIをどこに使えるか」をAI自身に出してもらうことができます。

これ、けっこう大事です。

AI活用で止まる人は、「自分がAIの使い道を先に決めなきゃ」と思いがちです。

でも、最初からわからなくていいんです。

「こういうことをしたいんだけど、AIをどう使えそう?」と聞けばいい。

使い道を考えるところから、AIに手伝ってもらっていいんです。

ただし、ここで一つポイントがあります。

AIに渡したほうがいい背景情報があります。

たとえば、

  • どんな事業をしているのか
  • どんな人に届けたいのか
  • どういう思いでその事業をしているのか
  • 今どこで困っているのか
  • 何を作りたいのか
  • どんな状態になったら嬉しいのか

こういう情報です。

いわゆる、事業のコンテキストです。

ただ、最初からこれをきれいにまとめるのが難しいんですよね。

「それができたら苦労してないんですが?」案件です。笑

なので、こう伝えればいいと思います。

必要な情報があれば、追加で質問しながら整理してください。

これを入れておくと、AIが質問してくれます。

「どんなサービスですか?」

「誰に届けたいですか?」

「今一番困っていることは何ですか?」

「そのサービスを始めたい理由は何ですか?」

こうやって、アイデア出しに入る前に、必要な情報を聞いてもらえる。

人に相談する前の壁打ちとして、かなり使いやすくなります。


一番おすすめなのは、思いつくまま喋ること

思いつくまま喋る
思いつくまま喋る

とはいえ。

僕が一番おすすめしたいのは、もっと手前です。

とりあえず、思いつくまま喋ってみること。

テーマや目的がはっきりしていなくてもいいです。

「今こういうことを考えていて」

「なんかここでモヤモヤしていて」

「こういうサービスをやりたい気もするんだけど」

「でも、何から考えればいいかわからなくて」

そういう状態のまま、AIに話してみる。

これでいいと思っています。

僕自身、パソコンで文字を入力しようとすると、どうしてもちゃんとした文法や言い回しを考えてしまいます。

この順番でいいかな。

この表現で伝わるかな。

ここは見出しをつけたほうがいいかな。

そうやって考えているうちに、全然進まなくなる。

まだ素材を出す段階なのに、急に編集モードに入ってしまうんです。

これ、本当にあるあるです。

頭の中から出す前に、完成品にしようとしてしまう。

おいおい、まだ材料も出てないのに盛り付け始めるな案件です。笑

でも、音声入力だと違います。

思いついたことをそのまま話せる。

誤字脱字を気にしなくていい。

話が前後してもいい。

途中で迷ってもいい。

その上で、AIにこう伝えます。

今から思いつくままに話すので、内容を整理してください。
必要な情報が足りなければ、質問してください。

まずはこれで十分です。

本当に十分。

サービス設計をしたいなら、

今からサービス設計について思いつくままに話すので、
内容を整理してください。
必要な情報が足りなければ、質問してください。

発信内容を整理したいなら、

今から発信したいことを思いつくままに話すので、
noteの記事テーマや構成に整理してください。
必要な情報が足りなければ、質問してください。

事業の方向性を整理したいなら、

今から事業について考えていることを思いつくままに話すので、
事業内容、ターゲット、提供価値、今後やることに分けて整理してください。
必要な情報が足りなければ、質問してください。

こういう形でいいです。

大事なのは、最初からきれいに話そうとしないこと。

AIは、きれいな文章を受け取るためだけのものではありません。

散らかった情報を整理するためにも使えます。

むしろ、ここにこそ価値があると思っています。

実際、クライアントにも音声入力はおすすめしています。

50代の経営者の方でも、その便利さに気づいて、思いついたことをAIに話すようになった方がいます。

最初は「何を入力したらいいかわからない」と言われていたんですが、マイクボタンを押して、今考えていることをそのまま話してもらいました。

すると、AIがその内容を整理してくれて、「あ、こういうふうに使えばいいんですね」と感覚をつかまれていました。

そこからは、ちょっとしたアイデアや考えごとも、まずAIに話して整理するようになっていったんです。

パソコンが得意かどうかは関係ありません。

頭の中にいろいろある。

喋ってくれと言われたら、いくらでも喋れる。

そういう人は、AIと音声入力を一回試してみてほしいです。

たぶん、「あ、これでいいんだ」と思えるはずです。


まとめてもらったら、感覚で返していい

感覚で返していい
感覚で返していい

AIに話して、内容をまとめてもらう。

そのあとに大事なのは、出てきた文章を見て、自分の感覚を返すことです。

ここでまた、難しく考えなくていいです。

ロジカルに、

「この文章は第2段落の論理構造が不十分で、読者の課題提示から解決策への接続が弱いため……」

みたいに言えなくていいです。

誰やねん。急に評論家出てきた。笑

もっと感覚で大丈夫です。

「なんか自分らしくないです」

「ちょっと冷たい感じがします」

「ここが少しわかりづらいです」

「もう少しやわらかい表現にしてください」

「この言葉は使いたいです」

「ここはもう少し熱量を出したいです」

これくらいでいい。

そして、これも音声入力でいいです。

AIは怒りません。

「もっと具体的に言ってください」と詰めてくる上司ではありません。

ざっくりした違和感を返しても、

「では、こういうパターンはどうですか?」

と別案を出してくれます。

この往復が、すごく大事です。

AIに整理してもらった文章を読んで、自分の中でしっくりくるかどうかを見る。

しっくりこなければ、その感覚を返す。

足りないことがあれば、

ここの部分をもう少し足したいので、また話します。

と言って、追加で喋ればいい。

使いたい言葉があるなら、

この言葉は大事にしたいので、文章の中に残してください。

と伝えればいい。

特に、事業やサービスの言葉は、その人ならではのニュアンスがあります。

一般的にはわかりやすい言葉でも、自分としてはしっくりこないことがある。

逆に、少しわかりにくくても、その人にとって大事な言葉もある。

だから、AIに全部任せきる必要はありません。

AIに整理してもらう。

自分の感覚で確認する。

違和感を返す。

また整えてもらう。

このキャッチボールの中で、自分の考えが少しずつ言葉になっていきます。

AIが整える。人が違和感を返す。そこで初めて、自分の言葉に近づいていく。

僕はそう思っています。


AI活用は、きれいな指示を書くことじゃない

AI活用はきれいな指示を書くことじゃない
AI活用はきれいな指示を書くことじゃない

AIを使いこなすというと、どうしても「いいプロンプトを書くこと」だと思われがちです。

もちろん、プロンプトの書き方は大事です。

目的を伝える。

条件を伝える。

背景を伝える。

欲しいアウトプットの形を伝える。

それができれば、AIの返してくれるものは良くなります。

でも、最初からそこを完璧にやろうとしなくていいと思っています。

特に、AIに苦手意識がある人。

パソコンやスマホ入力が得意ではない人。

文章にしようとすると止まってしまう人。

そういう人にとって大事なのは、きれいな指示を書くことではありません。

まず、自分の中にあるものを外に出すことです。

喋る。

整理してもらう。

読んでみる。

違和感を返す。

また喋る。

この繰り返しでいいんです。

AIを使いこなすとは、きれいな指示を書くことではなく、自分の中にあるものを出してみること。

これが、僕が今いちばん伝えたいことです。

AIは、完璧な人だけが使える道具ではありません。

むしろ、頭の中にあることをうまく文章にできない人。

考えていることはあるのに、整理するところで止まってしまう人。

そういう人のためにこそ、かなり役に立つ道具だと思っています。

まずは、マイクボタンを押して話してみてください。

「今から思いつくままに話すので、内容を整理してください」

それだけで始められます。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。

AIを使いたいけど、何に使えばいいかわからない。

そんな状態でも、大丈夫です。

最初の一歩は、使い方を覚えることではなく、まず話してみること。

そこから、自分の考えが少しずつ言葉になっていきます。

事業の言語化や、AIを使った整理を一緒にやってみたい方は、X(@murayan_katachi)のDMへ。

気軽に話しかけてください!!!

Author

村上龍平

カタチ舎代表。言葉、生成AI活用、資料・Web制作を行き来しながら、事業の考えを届く形へ整理しています。

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